長期間にわたり増配を続けている銘柄を期間の長さでランキングBEST3としてまとめました。
4452 花王[化学]
▷ 株価 6,579円(2024年5月8日終値) ▷ 配当利回り 2.3%
日本を代表する大手消費財メーカー。
売上高では、トイレタリー(アタック、ビオレ、キュキュット等々)は国内1位、化粧品(KANEBO、KATE等)は国内2位、ベビー用紙おむつ(メリーズ)国内3位と各分野で高いシェア。
1990年3月期を起点に1991年3月期で増配して以来、24年12月期で驚愕の35期連続増配となる。
1990年3月期の配当額7.1円から24年12月期152円と約21.4倍に!
2018年以降減益続きで株価は下落していた中で今期は増益予想であり、直近では株価も浮上!
7466 SPK[卸売業]
▷ 株価 2,118円(2024年5月8日終値) ▷ 配当利回り 2.8%
自動車用補修部品がメインの卸売会社。産業・建設機械の部品等も取り扱う。
1998年3月期を起点に1999年3月期で増配して以来、24年3月期で26期連続増配となる。
1998年3月期の配当額7.5円から24年3月期50円と約6.7倍に!
増配を続けながらも配当性向30%以下をキープは経営良好な証!
純利益の3年平均成長率は16.4%と高成長!今後の増益からの増配も期待したい!
8593 三菱HCキャピタル[その他金融業]
▷ 株価 1,013円(2024年5月8日終値) ▷ 配当利回り 3.7%
2021年4月に三菱UFJリースと日立キャピタルの統合により誕生。
リース業ではオリックスについで国内2位。
リース業以外にも不動産や再生可能エネルギーへも投資等により事業を展開。
資産比率は海外56%:国内44%と海外の方が高い。
1999年3月期を起点に2000年3月期で増配して以来、24年3月期で25期連続増配となる。
1999年3月期の配当額0.8円から24年3月期37円と約46倍に!
業績は年ごとにばらつきがあるものの2021年4月の統合に伴い純利益も増大!
外貨建て資産(航空機)はリース開始日の為替レートで換算するが、 借入は決算期期末日のレートで換算する為、円安は評価損に…
そのような中で今期は最高益更新の見込み!このまま円安の逆風に打ち勝って更なる増益に期待!